なぜ、SEOは思い通りにならないのか?

SEO対策を実施しているのに、検索順位が乱高下したり急激なダウンが発生したりすることがあります。

これは、検索順位の決定が「自分のホームページのSEO評価」、ライバルサイトのSEO評価」、そして「検索順位を決定する検索エンジンのアルゴリズム」の3者が関連して決定されているため、実施したSEO対策が必ずしも良い結果を産むとは限らないためです。

そんなSEO対策でも、ある程度は自分の思い通りに順位コントロールする方法を解説します。

SEO対策に上位表示の保証がナイことを覚悟する

当サイトのSEOサービスも例外ではありませんが、上位表示を保証するSEOサービスは提供していません。Googleでさえ自社サイトの上位表示を保証していないほどです。

それでは、検索順位決定のポイントはどこにあるのでしょうか?

まず、検索順位決定の大枠を把握しておきましょう。

検索順位は検索エンジンが決めている

GoogleやYahoo!などの検索サイトでは、入力される検索ワードに最適なホームページを紹介することを主旨として運営がされています。

その際、世界中から集めたホームページの情報を点数化して、点数順に最適なホームページを紹介しています。

検索順位の決定は検索エンジンが行うものであり、SEO対策を行えば必ず上位表示されるという保証はありません。

これが、検索順位が思い通りにならない最も大きな理由です。

検索順位の決定は検索エンジンが決めたルール(アルゴリズム)で決められます。

自分のホームページのSEO評価が影響する

まず、自分のホームページ(各ページ単位で)のSEOスコアが決まります。

SEOスコアが高ければ検索順位はアップし、SEOスコアが低ければ検索順位は低くなるため、SEOスコアは検索順位にストレートに影響与えています。

SEO対策を実施して、各ページのSEOスコアを高く維持する必要があります。

検索順位は相対評価で決まる

1つの検索ワードに対して1番目に表示されるホームページは1ページだけです。

その1番目の表示を多くのホームページで取り合うため、SEO対策を実施したからといって必ずしも上位表示されるとは限りません。

このように、3者のパワーバランスによって検索順位は決定されるため、思い通りの検索順位が達成できないことがあります。

特に、ライバルサイトの多いSEOワードほどその傾向は強まります。

SEO対策の効果が表れるまでにも時間が掛かる

SEO対策を行った結果が、検索順位に現れるまでには一定の期間が必要です。

通常、クローラーと呼ばれるホームページ巡回ソフトが各ホームページの情報を収集・解析・登録された後に検索順位が決定します。

そのため、SEO対策の効果が検索順位に表れるまでには一定の期間が必要になります。

このことを検索順位を思い通りにコントロールできない理由の1つになっています。

検索順位をコントロールするには、Google検索エンジンにメンテナンスが継続されており、生きたホームページであることをアピールする必要があります。

Google検索エンジンから注目され続けることで、Google検索エンジンとのパイプも太くなり、検索順位をコントロールが容易になります。

高い更新頻度でGoogle検索エンジンとのパイプを太くする

ホームページのメンテナンスは、人間の新陳代謝と同じ大切な作業です。

ホームページのメンテナンスを怠れば、新陳代謝が止まりホームページの鮮度は落ちていき、Google検索エンジンからも注目を離されてしまいます。

サイトメンテナンスを継続し、Google検索エンジンからの注目度を高めておく必要があります。

コンテンツのオリジナリティーを確保する

検索エンジンは、何処にでもあるコンテンツ(類似コンテンツ)は求めていません。そのため、掲載するコンテンツにはオリジナリティが必要になります。

例えば、「富士山」をテーマにした場合、「富士山の高さ」について書かれたホームページばかりであれば、あなたのホームページで「富士山周辺の観光について」や「富士山の登山について」など、ライバルサイトにない情報を掲載すれば、どれだけ多くのライバルサイトがいても簡単に上位表示を達成することができます。

掲載するコンテンツは『どのサイトよりも詳しく』、『独自の観点のコンテンツ』を掲載することで、Google検索エンジンからの注目度も高まるだけでなく検索順位アップにも有効です。

サイト全体にリンクを巡らせる

SEO対策では、他サイトからの被リンクの確保が必要になります。

ですが、ここで言う被リンクとは検索順位アップのためだけでなく、検索順位を安定させるための被リンクの確保です。

他サイトからのリンクだけでなく内部リンクも利用して、閲覧者をすべてのページ巡回させるリンク構成を理想とします。

そのリンクを辿って、クローラーが巡回するのはもちろんですが、閲覧者がサイトの隅々まで人間してもらえるサイト構成が理想になります。

まとめ

SEOによって検索順位をコントロールするには、検索順位が上がるように効果的なSEO対策を実施することが大切ですが、バージョンアップを繰り返す検索エンジンとパワーアップするライバルサイトに左右されない環境を作る必要もあるのです。

SEO対策は、周りから受ける影響が非常に多いネット集客の手段です。そのため周りからの影響によって検索順位が下がりにくい環境を作ることが、健全なSEO対策を継続するポイントになります。