第3回

検索順位が50位以下のSEOワードでは、その検索ワードの検索回数にもよりますが月に数件のアクセスがある程度だと思います。 この順位で停滞するSEOワードに必要な対策は掲載内容が改善点となることが多いようです。

閲覧者の求める情報が掲載されていない

ページ内には閲覧者が求めるコンテンツが掲載されていますか?

ホームページに掲載される内容には、サイト管理者が掲載したいコンテンツだけでなく、閲覧者が求める情報を掲載することが大切です。掲載内容として“読んで欲しい情報”や“購入して欲しい商品”など、サイト管理者が配信したい情報があることは当然なのですが、SEO対策の基本は「閲覧者が求める情報を掲載すること」にあります。

検索順位を決定する検索エンジンは、閲覧者を満足させるホームページを上位表示させる検索アルゴリズム(検索順位を決定する考え方)を採用しています。そのため、サイト管理者が配信したい内容よりも、閲覧者が求める情報を優先して掲載することがSEO対策には求められます。

サイト管理者が配信したい情報だけでなく、閲覧者が求める情報が掲載されているか確認してはいかがでしょう。閲覧者が求める情報を掴みにして、サイト管理者が配信したい情報に導く流れが推奨されます。

「一冊の売りたい本」があるとします。この場合、いきなり本の購入を勧めるのではなく、閲覧者の求めるページとして「心を打った本100選」や「この夏読みたい本」など、注目度の高いページを用意して、そのページの中で「売りたい本」も紹介し購入ページに導くなど、ワンクッション置いたページ構成がSEOのスタンダードと言えます。
上記は一例に過ぎませんが、直接コンバージョン(購入や申し込みなどの成約)を求めるのではなく、ワンクッション置いたコンテンツを設けることで、ページボリュームが膨らみ検索エンジンからの評価も高まりSEOスコアのアップも期待できる理想的なスタイルと言えます。

サイトボリューム・ページボリュームが少ない

リスティング広告やランディングページによる集客手段なら良いのですが、長期運用を予定している一般的なサイトならば相当数のページ数を確保することが求められます。

検索サイトは、1つのテーマについて詳しく掲載されたページを上位表示する傾向にあり、情報量が少ないページより情報量が多いページが好まれます。

上位表示を達成するライバルサイトのページ内の情報量やサイト全体のページ数など、情報量に関係する要素を比較して劣っている要素を強化してください。

SEOワードにもよりますが、1ページのボリュームを原稿用紙A4サイズ以上のテキストに、20ページ以上のサイトボリュームを確保して、段階的に50ページ、100ページへとサイトボリュームを増やすことを目指してください。

アップデートによる一時的な順位変動が発生している

検索エンジンのアップデートによって検索順位が不安定になることがあります。検索エンジンでは大きく2種類のアップデートが実施されています。

頻繁に実施されるのは『インデックスアップデート』

1つは『インデックスアップデート』と言われる検索データベースに登録されているホームページの情報を書き換えるアップデートです。検索データベースにはクローリングによって収集したホームページ情報が登録されており、この検索データベースは定期的に更新されます。(通常月1回程度)

インデックスアップデートでは、あまり大きな検索順位の変動は起きませんが、前回のインデックスアップデート以降に実施されたSEO対策が評価されるタイミングでもあります。

大きく検索順位が変動するのは『アルゴリズムアップデート』

『アルゴリズムアップデート』では、検索順位を決定する考え方のプログラムを更新するものになるため、検索順位を決定する根本が変更されるため比較的大規模な検索順位の変動が発生するアップデートです。

このアップデートによって、それまでは有効であったSEO対策が無効になったり、それまで小さなSEO効果が期待できなかった要素が大きなSEO効果が期待できるようになるなど、それまでの検索順位の決定ルールが変わることもあり、タイミングによっては検索結果ページの1ページ目に表示されるホームページが一新されることも珍しくありません。

このタイミングで検索順位が大きく下がった場合は、それまで評価されていたSEO対策が無効になったことで検索順位が下がったことが考えられますので、さらにSEO対策を強化する必要があります。

アップデート後に修正アップデートが続くことも

検索エンジンで実施されるアップデートは、一度で終わらず、その後、本震後の余震のように修正アップデートを繰り返すことがあります。特に『アルゴリズムアップデート』では、その後1ヵ月程度修正アップデートを繰り返すこともあり、検索順位の乱高下が続くこともあります。